【定番】しゃぶしゃぶの具材。買い出しリストと作り方

「しゃぶしゃぶを食べようと思ったのに、必要な食材を買い忘れた」
という経験をしたことはありませんか?

今回は、しゃぶしゃぶに入れる定番の具材から、一家団欒をより楽しめる変わり種の具材を紹介します。

何を入れたらよいか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

絶対に入れたい定番の具材11選

しゃぶしゃぶを楽しむなら、肉や白菜、きのこなど、定番の具材を押さえましょう。

一度にいろいろな具材を楽しめるのもしゃぶしゃぶの魅力です。まずは、定番の具材を紹介します。

しゃぶしゃぶを食べる上で肉は欠かせません。

鍋にくぐらせ、火が十分通ったら口にできます。食べる際はしゃぶしゃぶ用の肉を用意しましょう。分厚い肉だと火が通りにくいからです。

牛肉または豚肉が定番ですが、鶏胸肉で食べる方もいます。肉の部位により味や食感が変わります。

牛肉の場合、肩ロース・モモ・サーロイン。
豚肉の場合、ロース・肩ロース・バラ・モモなどを用います。

店によっては、一度に複数の部位を楽しめるセットを販売しているので、一度チェックしてみてください。

子供が好きなウインナーもしゃぶしゃぶとの相性が良いです。入れる場合、約5分煮込んでから食べることをおすすめします。中まで温まるのに時間がかかるからです。

牛肉と豚肉の各部位の特徴について表にまとめました。しゃぶしゃぶでどの部位を使うか迷っている方は参考にしてください。

牛肉の部位

特徴

肩ロース

きめ細かい肉質に加え、柔らかい。濃厚な風味が楽しめます。

モモ

赤みが多く、脂身が少ない。カロリーが気になる方におすすめです。あっさりしているのに加え、柔らかいのもポイント。

サーロイン

肉自体が柔らかく、ステーキだけでなく、しゃぶしゃぶやすき焼きに適した部位です。サシが入りやすく、きめ細かい肉質なのも特徴に挙げられます。

リブロース

霜降りが多く、柔らかいのがポイント。口に入れた時、とろけるような味わいが楽しめます。サーロイン同様、多くの料理に適しています。

タン

カロリーが低く、さっぱりとした味わいがポイント。舌のつけ根側が柔らかいです。

豚肉の部位

特徴

ロース

肉自体が柔らかく、食べやすい。赤身と脂身のバランスが良く、冷めても柔らかい点がおすすめです。

肩ロース

歯ごたえがあり、赤身の持つ旨味と脂身の持つ甘味を同時に楽しめる。豚肉本来の味わいが好きな方におすすめです。

バラ

脂身が多く、濃い味わいが楽しめる。安価で購入できる点もおすすめです。

モモ

脂身が少なく、柔らかい。カロリーが気になる方におすすめです。火を通し過ぎると、硬くなる点に注意しましょう。

白菜

葉の部分は軽く火を通すだけで食べられます。

茎に近い部分は煮込み具合により、食感が変わるのが特徴。

さまざまな食感が楽しめるおすすめの具材です。

きのこ

きのこもしゃぶしゃぶに欠かせません。

きのこごとに食感も異なるので、各きのこの味や食感を楽しんでみてはいかがでしょうか。また、カロリーが少ないので、お腹一杯食べたい方にもおすすめです。

各きのこの特徴を表にまとめました。

きのこ名

特徴

しいたけ

飾り切りすることにより、料理の見栄えが良くなる。

えのき

軽く火を通すことでシャキシャキとした食感を楽しめる。

しめじ

歯ごたえがあり、風味を加えられる点がおすすめ。

えりんぎ

歯ごたえがあるのに加え甘味がある。切り方を変えることで、食感の違いを楽しめる。

ニンジン

ニンジンを薄く切って、しゃぶしゃぶに入れる方もいます。

煮込み具合により、食感が変わるのが特徴です。

火を通りやすくするために薄く切りましょう。

長ネギ

長ネギを煮込むと、甘味が出ます。薬味として用いる場合もあります。

見栄えを良くするために斜め薄切りにしましょう。

もやし

しゃぶしゃぶでお腹一杯になりたい方におすすめの具材です。

肉でもやしを包み、一緒に食べることで満足感が得られます。

食費を少しでも抑えたいときにも役立ちます。

豆腐

豆腐も鍋料理で定番の具材。

種類によっては崩れやすいので、崩れにくい木綿豆腐・焼き豆腐を入れるのがおすすめです。絹ごし豆腐を入れる場合はお玉を使いましょう。

しゃぶしゃぶでボリュームのある具材を食べたいけど、カロリーが心配だと感じている方に適しています。

しらたき

しゃぶしゃぶにしらたきを入れる際、少し煮込むのがポイント。

煮込みが足りないと、出汁の旨味が入りにくいからです。

食べやすいサイズに切りましょう。

つみれ・肉団子

一度にいろいろな肉を楽しみたい方におすすめの具材がつみれ・肉団子。

つみれは、鶏肉やイワシなどのすり身をひと口大に摘み取り、出汁に入れた物です。

肉団子に用いるひき肉は家庭や店によって異なります。自分や家族の好みを踏まえ、どのひき肉を使うか検討しましょう。

スーパーでもつみれの素や冷凍の肉団子が販売されているので、一から用意するのがめんどうな方は、つみれの素や冷凍の肉団子を用意するのがおすすめです。

各ひき肉の特徴は、以下の通りです。

ひき肉の種類

特徴

牛肉

歯ごたえと旨味がある

豚肉

脂身が多く、柔らかい

鶏肉

淡白な味わい


水餃子

水餃子も鍋料理における定番の具材です。

皮の食感に加え、餡の旨味を楽しめます。餡には、豚ひき肉をはじめ、にら・白菜・しょうがなどの具材が使われています。ポン酢との相性が良いのもポイント。

スーパーでは、鍋料理用の水餃子を販売しています。水餃子だけでなく、ワンタンもしゃぶしゃぶと相性の良い具材です。

食べごたえのあるしゃぶしゃぶにしたい方はワンタンも検討してみましょう。

〆のうどん

しゃぶしゃぶの出汁には、さまざまな具材の旨味が溶け込んでいます。

出汁の旨味を思い切り味わうなら、〆のうどんはいかがでしょうか?

出汁にそのまま入れて煮込むだけと調理も簡単です。冷凍うどんの場合、火が通りにくいのでレンジで一度加熱することをおすすめします。

〆のラーメン

うどんだけでなく、ラーメンもしゃぶしゃぶの〆におすすめです。

少し茹でたあと冷水で締めると伸びにくくなります。

自分の好みに合わせて、醤油やこしょうを入れてみましょう。

意外とウマい変わり種4選

変わり種の具材でいつもと違うしゃぶしゃぶを食べるのも楽しみ方のひとつです。

意外な変わり種として、以下の具材が挙げられます。

・チーズ
・かぼちゃ
・刺身
・カニカマ

しゃぶしゃぶに入れると美味しい変わり種について説明します。

チーズ

出汁に入れて加熱することにより、食感が良くなります。

長く入れすぎると、柔らかくなりすぎることがあるので、スープが濁らないよう食べ頃を見極めましょう。

かぼちゃ

薄切りにしたかぼちゃを入れると彩りを与えられます。

しゃぶしゃぶの見栄えを良くしたい方におすすめの食材です。分厚く切ると、柔らかくなるのに時間がかかってしまうので注意してください。

刺身

刺身に軽く火を通すことにより、魚の臭みが消えます。

肉だけでなく、魚も食べたい方は刺身も一度試してみましょう。

火を通す時間により、味わいが変わります。

カニカマ

カニカマもしゃぶしゃぶにうってつけの具材です。

出汁を含ませることにより、柔らかくほどけます。カニは高いけど、カニしゃぶをどうしても食べたい方は、カニカマで代用してみてはいかがでしょうか?

しゃぶしゃぶにおすすめのタレ

しゃぶしゃぶを美味しく食べるなら、タレにもこだわりましょう。

どのタレで食べるかにより、味わいが変わってきます。最後に、しゃぶしゃぶにおすすめのタレを紹介します。

ごまだれ

ごまだれは、ごまの風味を活かしたコクのある味わいが楽しめます。

しゃぶしゃぶを食べる上で定番のタレです。しゃぶしゃぶ以外にもさまざまな料理に使えるため、一つ持っておくと良いかもしれません。

ポン酢

ポン酢もしゃぶしゃぶにおける定番のタレ。

数多くのメーカーからポン酢が発売されています。あっさりした味わいが好きな方には、ポン酢で食べるのがおすすめです。

スーパーでポン酢を購入する際、使われている出汁や果物などをチェックしましょう。使われている物により、風味が変わります。また、ポン酢に大根おろしや七味唐辛子、青ネギを合わせることにより、しゃぶしゃぶを美味しく食べられます。

ピリ辛だれ

しゃぶしゃぶを楽しむために、ピリ辛だれを作ってみてはいかがでしょうか?

材料は以下の通りです。

・白ごま:20g
・醤油:大さじ3杯
・砂糖:小さじ2杯
・ごま油:大さじ1杯
・酒:大さじ1杯
・塩:適量
・ラー油:小さじ1杯

まずは、白ごまを色が変わるまで炒りましょう。

色が変わったら、白ごまをすり鉢に移し、油が出るまで擦ってください。油が出たのを確認したら、醤油・砂糖・ごま油・酒・塩・ラー油を加え、混ぜ合わせたら出来上がりです。

まとめ

しゃぶしゃぶに合う具材は肉をはじめ、白菜やきのこ、ニンジン、長ネギなど、数多く存在します。

自分好みの具材を見つけ、しゃぶしゃぶを思い切り楽しみましょう。

また、具材につけるタレによっても味が変わるので、どのタレで食べるかも楽しみ方のひとつです。これを機に、自分だけのしゃぶしゃぶを見つけてください。